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更新日: 注目のインタラクティブ動画。活用シーンや制作のポイントを紹介!

近年、動画サイトに限らずSNSやECサイトで当たり前のように動画広告を目にします。さらにその進化系ともいえる視聴者の直接的なアクションを促すインタラクティブ動画が注目を集めています。インタラクティブ動画の仕組みや作り方、活用方法などをご紹介します。

1.インタラクティブ動画とは

インタラクティブ動画とは、動画内に視聴者がアクションを直接行える仕掛けがある動画のことを指します。よくある例としては商品紹介動画の中に購入ボタンがある、などとなります。また、インタラクティブという単語には「対話」「双方向」という意味があります。つまり、インタラクティブ動画は、配信者と視聴者の間で双方にコミュニケーションが取れる動画ということです。このように、視聴者が能動的にアクションを起こせるため、サービスや商品の購入、イーラニングなどの学習に効果を発揮することから注目を集めています。

2.インタラクティブ動画のメリット

では、インタラクティブ動画を活用するメリットを4つの項目からご紹介します。インタラクティブ動画を制作する時のポイントとして押さえておきましょう。

最後まで集中して動画を視聴してもらえる

インタラクティブ動画は、視聴者がゲームに参加するようにアクションを促す仕組みがあるので、動画を飽きずに最後まで視聴できる効果があります。単調な流れの動画は、視聴の途中で飽きてしまい集中力が欠ける、挙句の果てにはページを閉じてしまう、などの行動につながります。動画を最後まで楽しく視聴してもらうことに特化し、また従来の動画との差別化をはかるために、インタラクティブ動画を活用する企業が増えてきています。

コンバージョンへつながる

インタラクティブ動画内に、視聴者がサービスや商品を購入したいと思った時に、購入ボタンや商品URLなどを表示し、アクションを起こしてもらうことで、購買意欲を削ぐことなく商品購入に繋げることができます。

エンゲージメントが向上する

エンゲージメントとは、どれだけ人に情報が届いているかの指標です。コンテンツに興味がある人に情報が届くことで、その企業や商品のファンを増やすことにつながります。それにより多くの人へと拡散される機会も増え、PR効果も高まります。

視聴動向のデータを解析できる

上記のエンゲージメント率から、どれくらいの人がインタラクティブ動画に反応し、購買行動に移ったのかを分析することで、さらに戦略を立てることができます。

3.インタラクティブ動画の活用シーン

インタラクティブ動画は、実際にどのように活用されているのでしょうか。様々な活用シーンを挙げてみました。

プロモーション

インタラクティブ動画で活用しやすいのは、サービスや商品のプロモーションです。商品の魅力を伝えながら、視聴者の購買意欲が高まったところで次のアクションを促すことができます。

チュートリアル

視聴しながら操作することができるため、チュートリアルなどの疑似体験に活用ができます。実際のサービスを受ける前に体験することで、より具体的にサービスなどの内容を把握できます。

ECサイトへの誘導

インタラクティブ動画内に、サービスのECサイトへ誘導するボタンを設置することができます。具体的な使用感などを視覚的に見せることで、視聴者に興味を沸かせ、購入できるECサイトに誘導することで購買につなげるとともに、その商品やサービスをきっかけにブランド認知の向上も見込めます。

研修や教育

インタラクティブ動画は、研修や教育の現場でも活用が期待されています。例えば、イーラーニングなどの学習で、単純な動画を視聴する研修ではなく能動的に参加できる動画にすることで、視聴者側も飽きにくく集中でき、記憶にも残るため、学習効率のアップが見込めます。

採用活動

最近では、採用活動にインタラクティブ動画を活用する企業も増えてきています。動画内で会社の様子をリアルに伝えることができるため、実際に企業訪問しているような疑似体験も可能です。また、会社説明会の動画をインタラクティブ動画形式で制作することで、動画内にエントリーボタンを設置し、効率よくエントリー画面へ誘導することも可能になります。

4.インタラクティブ動画の作り方

では、実際にインタラクティブ動画の作り方を説明していきます。ほとんどの流れは通常の動画制作と同じですが、インタラクティブ動画ならではの工夫できる部分もありますので、参考にしてみてください。

目的とターゲットの設定

インタラクティブ動画を制作する前に、動画を制作する目的とターゲットを設定しましょう。これはインタラクティブ動画に限らず、動画制作の基本です。闇雲に作り始めるのではなく、目的とターゲットを設定することで、どのタイミングでアクションを起こしてもらうのが適切なのか、ターゲットにどのように行動してほしいのかを考え、戦略を練ることができるからです。制作会社に依頼する場合も目的とターゲット設定の認識がズレないようにしっかりと共有しておきましょう。

構成やシナリオを考える

次に、上記で設定したターゲットに合わせて、動画の構成やシナリオを考えます。ここで、おおよその動画の枠組みが完成します。絵コンテなどを作成し、全体感が分かるようにすると、インタラクティブを組み込む部分などを具体的に考えることができます。

撮影(アニメーション・モーショングラフィック等)

構成を元に撮影していきます。コンテンツに合わせた撮影方法で撮影します。サービスや商品のためのインタラクティブ動画を作る際は、実際に使っているような視聴者目線で撮影する、360度撮影する、など各種の手法があります。手法次第では通常の撮影より時間もかかる撮影となります。

編集・インタラクティブ化

撮影した素材を元に、インタラクティブ機能がある動画編集アプリなどで編集を行います。視聴者が能動的にアクションを起こせるようなインタラクティブ機能を実装します。また、必ずしも音声付きで再生されるとは限らないため、テロップ等のちょっとした工夫を凝らすことも重要です。視聴する側の立場になって編集を行いましょう。

5.インタラクティブ動画を作る上でのポイント

視聴者に飽きさせない仕組みを動画内に入れることができるインタラクティブ動画。しかし、制作する上で重要なポイントがいくつかあります。参考にしてみてください。

アクションを複雑にしすぎない

インタラクティブ動画では、視聴者がアクションを起こせるようにボタンなどを設置することができますが、そのアクションが複雑すぎてしまうと、視聴者が混乱して離脱してしまう可能性が高まります。できるだけシンプルに、誰でもできるようなアクションを入れるように心がけましょう。

アクションの数を増やしすぎない

アクションの数も重要です。アクションは、一つのコミュニケーションになりますが、入れすぎると、逆効果になってしまう可能性があります。視聴者のストレスにならない程度に入れることをおすすめします。

インタラクティブ動画に合った構成や編集を行う

制作前に設定した目的やターゲットに合っているインタラクティブ動画を作らなければ、効果が出ているか、検証が困難になります。常に、ターゲットに刺さる動画を制作することが重要です。

6.効果的なインタラクティブ動画を活用しよう

視聴者とコミュニケーションを取ることのできるインタラクティブ動画。視覚的に情報を得ることができる動画と視聴者が自らアクションを起こすことができるため、自社のサービスや商品、採用活動など、幅広い分野で活用が期待できます。他の企業と差別化をはかる一つの方法として、インタラクティブ動画を活用してみてはいかがでしょうか。

7.Q&A

Q.インタラクティブ動画とは何ですか?

A.インタラクティブ動画とは、配信者と視聴者の間で双方にコミュニケーションが取れる動画のことです。
動画内に視聴者が購入ボタンなどのアクションを直接行える仕掛けがあるのが特徴です。

Q.インタラクティブ動画は、どのような場所で活用できますか?

A.サービスや商品などのプロモーション、教育や研修、企業説明会などの採用活動など様々なシーンで活用することができます。

Q.インタラクティブ動画にはどのような仕組みがありますか?

A.動画内に、URLなどのリンクボタンを設置し、視聴者がそのボタンを押すと、ECサイトや商品購入ページなどに直接アクセスできる仕組みがあります。
また、チュートリアルなどの疑似体験ができるシーンでも活用することができるので、視聴者にサービスの体験をしてもらえる仕組みもあります。

Q.インタラクティブ動画を制作する時のポイントはなんですか?

A.動画内にインタラクティブな要素を加える場合は、複雑すぎない仕組み作りと適切な部分にアクションを入れるなど、視聴者にストレスを与えない工夫が必要です。

Q.インタラクティブ動画を制作するにはどうすればよいですか?

A.インタラクティブ動画を制作するためには、インタラクティブ機能がある動画編集ソフトなどを使って制作することができます。
また、初めてインタラクティブ動画を活用したい場合は、映像制作のプロに一度相談することをおすすめします。制作から実装までプロ視点でアドバイスなどを受けることができるので、より効果的に活用することができます。

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