更新日: インフォグラフィックの作り方と効果とは?動画での活用で効果UP!
様々な情報を視覚的に分かりやすく伝える表現方法の一つとして使われる、インフォグラフィック。Webサイトやビジネス資料、動画などで活用されています。この記事では、インフォグラフィックの種類から作り方までをご紹介します。
目次
1.インフォグラフィックとは
インフォグラフィックとは何か
インフォグラフィックとは、情報という意味の「information(インフォメーション)」と図形の意味「graphic(グラフィック)」を掛け合わせた造語です。つまり、情報やデータなどを図形などを使って視覚的に表現する、という意味があります。
インフォグラフィックのメリット
視覚的に表現することで、より分かりやすく、印象に残りやすいことがインフォグラフィックの大きなメリットです。複雑な情報や数値データをビジュアルで表現することで、その規模感などが視覚的に理解することができます。また、デザインの工夫次第では、活用できるシーンが多いため、ビジネス資料やポスター、WEBサイト、PR動画など、様々なシーンで活用できます。
2.インフォグラフィックの種類
インフォグラフィックにはいくつかの種類が存在します。代表的なインフォグラフィックの一例をご紹介します。
ダイアグラム
ダイアグラムとは、プロセスを視覚的に表現したもので、手順に関わるステップを示します。フローチャートや相関図、組織図、マインドマップなど、ステップを説明するものの総称を指す場合もあります。インフォグラフィックでは、ダイアグラムは代表的な表現方法として使われる場合が多いです。
チャート
チャートにも様々な種類があり、チャートの代表的な表現としては、マインドマップとロジックツリーが挙げられます。どちらも、一つの言葉から派生した言葉を枝分かれさせて自由に書き足していくチャートです。
フローチャート
フローチャートは、プロセスやシステムを可視化するチャートです。図形を用いて、各段階の流れを矢印で表現します。
ピクトグラム
ピクトグラムとは、「絵単語」と呼ばれる視覚記号です。日常的によく見かけるのは、公衆トイレ等にあるマークなどが有名です。ピクトグラムは、インフォグラフィックでもよく使われる表現で、人の人数などを表したり、代表的なシンボルをピクトグラムで表すなど、その表現は様々です。
相関図
相関図は、物や複数の人物の関係を視覚化した図です。主に、組織全体の相互関係を表す際に使われる表現の一つです。社員の情報、部署同士の関係や登場人物の関係性、企業と顧客の関係性など、データ同士の関係を視覚的に理解することができます。
年表
文字だけの年表にピクトグラムやイラストを入れて、年ごとにあった出来事などをインフォグラフィックで表現します。イラストなどと組み合わせて作ることで、視覚的にその年に何が起こったのかを理解することができるため、よく使われる表現の一つです。
地図
地形の表現や路線図などで使われることが多い表現です。地図上にイラストなどの情報を入れることで、より分かりやすいデータとして認識することができます。
3.インフォグラフィックの作成ステップ
では、実際にインフォグラフィックを作ってみましょう。ここから、インフォグラフィックの作り方のプロセスを簡単に紹介します。
目的やテーマ、ターゲットを設定する
まずは、目的やテーマ、ターゲットを設定します。いつ、どこで、誰が、このインフォグラフィックを見るのかを決めます。WEBかパワーポイントなど資料で使うのか、また動きをつけた動画なのか、などによって、インフォグラフィックの見せ方が変わってきます。
情報や素材の収集、まとめ
次に、目的やテーマに合わせた情報や素材の収集をします。インフォグラフィックで表すものによっては、色を変えたりするなど工夫が必要です。視覚的な分かりやすさを重視して素材を集めましょう。
デザインの作成
集めた素材を使って、実際にインフォグラフィックとして表現します。一から考えて作るとかなり時間がかかるので、似たような事例などを参考に作ってみるのも良いでしょう。
4.インフォグラフィック作成のコツ
インフォグラフィックは、視覚的に分かりやすさが求められます。インフォグラフィック作成時のコツをご紹介します。
情報がわかりやすく整理されているか
そもそもの情報がわかりやすく整理されていれば、インフォグラフィックとして表現する時にシンプルに制作が可能です。複雑な情報こそ、シンプルに伝えられるように情報を分解して、分かりやすくしてみましょう。
視覚的に美しくまとまっているか
インフォグラフィックにおいて、視覚的にまとまっているかというのは重要です。誰が見ても理解できる状態でないと意味がありません。インフォグラフィックを作成する時は、複数の人に見てもらい、同じ理解度が得られるかどうか確認するのが良いでしょう。
強調したいテーマや内容が表現できているか
また、テーマがバラバラだと統一感のないデザインになってしまいます。どんなデザインテーマなのか、しっかり決めた上でデザインをしましょう。全体のデザインが整っていると、情報の理解度が高まります。
5.インフォグラフィックでより情報をわかりやすく
情報を視覚的に分かりやすく表現できるインフォグラフィックは、ビジネスシーンでも多く活用されています。言葉だけでなく、図を使って表現することができるため、よりコミュニケーションが取れ、相手への理解度もグッと上がります。資料だけでなく、動画に活用することで、より理解度や興味が深まることが期待できます。構成やデザイン、編集などは動画制作会社などに相談してみることもおすすめです。
6.Q&A
Q.インフォグラフィックとは何ですか?
A.インフォグラフィックとは、情報という意味の「information(インフォメーション)と図形の意味「graphic(グラフィック)」を掛け合わせた造語です。情報を視覚的に表現するための方法です。
Q.インフォグラフィックの種類はありますか?
A.代表的な種類として、ダイアグラム、フローチャート、相関図、年表などが挙げられます。
Q.インフォグラフィックはどこで活用されていますか?
A.WEBサイトやポスター、動画やパワーポイントなど、様々なシーンで活用されています。
Q.インフォグラフィックは、どのように作れますか?
A.フリーの素材(ピクトグラムやイラスト)などを使って、作ることができます。
様々な表現方法があるので、初めて作る場合は、事例集を参考にして作るのがおすすめです。
Q.インフォグラフィックを取り入れた動画を作りたいです。編集だけ制作会社に依頼できますか?
A.可能です。映像制作会社との相談となりますが、デザインまで仕上げて素材として提供し、希望の動きなどを打ち合わせして、編集を依頼できます。
ナレーションやBGMなどの有り無し、動きの複雑さなどにより費用は変動します。まずは相談してみることをおすすめします。
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